【1日10分】簡単ヨガで自律神経を整え、心身の不調を改善しよう

2024年3月7日

最近なんだか疲労感がぬけないのよね。肩もこってるし、気分が晴れないなぁ。

不調の原因は、自律神経が乱れている可能性が大です!

自律神経のバランスを整えるためには、適切な休息と運動、呼吸法やヨガなどのリラックス法が効果的であるとされています。

この記事では、その中でも最も即効性が高い「リラックス系ヨガ」をご紹介。ごく簡単なポーズをゆっ〜くり繰り返すことにより、副交感神経を少し優位にさせ、真からリラックスできる方法を図解付きで解説します。

自律神経が整うメカニズム

「自律神経」とは、その名前の通り身体が自律的に働く神経です。意思とは関係なくあなたの心身をコントロールし、心臓や胃腸などの臓器を司り、調子を整える役目をしています。

「自律神経」「交感神経」「副交感神経」から成り立っています。

この「自律神経」は脳の視床下部というところがコントロールセンターになっているのですが、私たち忙しすぎる現代人は視床下部が過敏になっており、ちょっとしたことで「交感神経」が過剰に反応してしまいます。

緊張が強いと血行が悪くなり、呼吸も浅くなるので、肩が凝ったり頭痛に悩まされたり、様々な肉体の症状としてあらわれることがあります。

ヨガで身体の緊張をほぐしていくと、自然に心地良いリラックス状態になり、「副交感神経」の働きがアップします。こうして自律神経のバランスを整えると、心身の不調を改善する効果が期待できます。

リラックスが目的のヨガとは?

ヨガとは、古代インドの哲学的・宗教的な伝統に根ざした「身体と心を統合させるメソッド」です。肉体的な健康を追求するだけでなく、心の安定、精神的な成長をめざすとされています。

ただし、現代のヨガには様々な流派があり、ルーツやめざすものは同じでも内容が大きく異なるものもあります。

逆立ちをしたり1本足で立ったりする、アクロバティックな動きの「パワーヨガ」は、どちらかというとエクササイズに近く、緊張が解けないために「交感神経」が優位になってしまいます。

ですから、自律神経を整えることが目的であれば、簡単なポーズで自分の体の感覚をじっくり感じながら行うヨガがベストなのです。

今回ご紹介するヨガは、ヒマラヤ伝統の「ラージャ・ヨガ」をベースにしたもので、標高5000mの高地で行う、必要最低限の動きをするヨガ。その目的は、ココロとカラダの緊張を解き、瞑想状態に至ること。

目を閉じて、軽く力を入れた「緊張」のポーズと、力を抜いてリラックスした「弛緩」のポーズを交互に繰り返します。

緊張している自分と、緩んでいる自分の身体を意識し、これを繰り返すことで自律神経をコントロールしている脳の部位の緊張が取れていくというもの。無理のない動きなので、身体が硬い人も、運動に苦手意識がある人でも大丈夫!

ちなみに…

私はこのメソッドのインストラクター資格を取得しています。ストレスが減り、マインドが整ったからか、望んでいた第二子を40歳にして自然妊娠し、元気な女の子を出産したという経験もあります。

インストラクター養成講座
修了証書

【完全図解】10分のスーパーリラックスなヨガを体験しよう

それでは、1日たった10分で行う「10のポーズと流れ」を解説します。以下のポイントをふまえ、1〜10までのプロセスを順番通りに行います。

ポイント

  • 目は閉じたまま
  • 鼻で呼吸すること
  • 自分の身体の状態を意識し、あるがままに感じる

準備

  • 服装
    締め付けのないもので、快適なものを選びます。
  • 場所
    静かで落ち着ける場所に。痛くないようタオルやヨガマットを敷くとベター。
  • 時間
    いつでも構いませんが、夜に行うと睡眠の質がよくなり、ぐっすり眠れます。

シャバアーサナ[緩める]

ゆっくりと床に仰向けになって目を閉じます。両腕は身体から少し離して、手のひらは上に向けます。両足は肩幅くらいの広さに開きます。頭が楽な位置を探し、全身の力を抜いて完全に脱力します。自分の身体の状態をよく意識して、あるがままに感じます。

ガス抜きのポーズ[緊張する]

①鼻で息を吸いながら左膝を両手で抱えます。

②上体を起こしながら膝を鼻先に引きつけます。痛くない程度に引きつければOK。そのまま鼻で5呼吸。姿勢をキープしている間、身体が緊張していることを感じます。5回目の息を吐いたら、次の息を吸うと同時に手を離し、息を吐きながら手足を床に戻して脱力します。右膝も同様に行います。

シャバアーサナ[緩める]

鼻で自然呼吸しながらお休みします。身体がリラックスしていることを感じます。

ヨーガムドラー[緊張する]

①片方のかかとを股関節に引きつけ、さらにもう片方のかかとも引きつけて座ります。息を吸いながら身体の後ろに両腕をまわして手を組みます。

②そのまま息を吐きながら上体を前に倒し、前屈したまま両腕を絞り上げます。その状態をキープしたまま鼻で5呼吸。身体が緊張しているのを感じます。5回目の息を吐いたら、息を吸いながらゆっくりと上体を起こします。組んでいた両手をほどいて膝の上にもどし、力を抜いて脱力します。

安楽座のポーズ[緩める]

足を楽に組んだまま、上体を姿勢よく保ち、肩の力を抜いてリラックスします。顔の筋肉も緩めて微笑みを浮かべます。両手はひざの上で親指を人差し指で輪をつくり、その他の指は自然に開いておきます。鼻で自然呼吸しながら、身体がリラックスしていることを感じます。

猫のポーズ[緊張する]

①四つん這いの姿勢になり、両手首は肩の真下、膝は股関節の真下にくるように床につけます。まず鼻からゆっくりと吐いて、次に息を吸いながら頭を上げて背中を反らせます。反りきった位置で息を1秒間止めます。この時、身体が緊張していることを感じます。

②次に息を吐きながら頭を下げて背中を丸めます。丸めきった位置で息を1秒間止めます。この時、身体が緊張していることを感じます。吸って反る、吐いて丸まるの動きを2ラウンド繰り返します。

ワニのポーズ[緩める]

床にうつ伏せになり、両足を軽く外側に広げます。両手は重ね、その上に顎か額をのせて鼻で自然呼吸しながらお休みします。身体がリラックスしていることを感じます。

コブラのポーズ[緊張する]

うつ伏せのまま肩の位置で両手を床につけます。息を吸いながら肘をゆっくり伸ばしていき、上体を反らせます。肘を伸ばしきった状態で鼻で5呼吸。背中を反らす姿勢がつらい場合は肘を床につけてもOKです。息を吸いながら目を開けて、息をとめてしばらく天井を見ます。目を閉じて息を吐きながら肘を曲げて上体を床に戻し、力を抜いて脱力します。

ワニのポーズ[緩める]

7 と同じポーズをとり、身体がリラックスしていることを感じます。

シャバアーサナ[緩める]

ゆったりとした動きで 1 のポーズに戻る。鼻で楽に呼吸し、自然な風が身体に出入りするのを感じます。完全に力が抜けて、深くリラックスした自分をよく意識して感じます。

【まとめ】即効性アリ!この方法なら自律神経が簡単に整う

いかがでしたでしょうか?ポーズの動きはとても簡単で、すごく地味です(笑)。

ですが、こうして緊張と弛緩のポーズを繰り返しながら、身体に意識を向けていくと、ストレスで過敏になっていた脳の視床下部を休めることができます。

すると「副交感神経」のレベルが上がり、より深いリラクゼーションが得られ、最終的には寝入りばなに近いような感覚になります。これこそスーパーリラックスな状態。このまま寝てしまえば、翌朝とてもスッキリ目覚められるはず。

ヨガと並行して「呼吸法&瞑想」も実践すると、さらに効果的です!

うんうん!これなら忙しい私でもリラックスできそう!

はい、忙しい人こそ試してみてほしいです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

最後に…マインドを整え、ビジネスを加速させたい個人事業主ママへ

まずは、幸せ感度を上げるためにも「リラックス」が重要であることは、ご理解いただけたでしょうか?

「しあわせ DESIGN WORKS」は、ビジネスを通して、自身と家族、周囲の人たちの「幸せ」を追求したい方のための学びのコミュニティです。

「充実した時間」と「満足できる収入」を手に入れるための様々な方法をお伝えしています。

アドラー心理学の「幸せの3原則」をベースにした「コンセプト作り」とマーケティングの設計図となる「チラシ制作」の進め方を初心者にもわかりやすく解説していますので、サイト内の記事をぜひ参考にしてください。

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今日の名言

なぜあなたが将来のことを
心配しなければならないのですか
あなたはおそらく
現在のことも知らないのでしょう
 
現在によく気をおつけなさい
そうすれば未来は
未来が自分で気をつけます

ラマナ・マハルシ
ー南インドの聖者・哲学者ー

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プログラムの引用元

実はこの方法、「引き寄せヨガ」として2017年頃大ブームになり、多くの本や雑誌で話題になりました。リラックスすることで潜在意識にアクセスし、願望実現できるという理論です。このメソッドを提唱されているのは、医学博士の皇村昌季先生と祐己子先生のご夫妻。現代医学の理論を取り入れながら、ヒマラヤ伝統のラージャ・ヨガを現代に合わせてアレンジし、体操や呼吸法、瞑想や潜在意識活用法などの実践を指導されています。

引き寄せヨガ(東洋出版)
開運ヨガ(サンマーク出版)
この動画で本記事で紹介したヨガの一連の流れも理解できます!

記事を書いた人

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グラフィックデザイナー歴26年、中2男子・小1女子の2児の母。大手出版社や広告代理店とタッグを組み、フリーランスデザイナーとして20年以上、第一線の現場で活動中。好きなことを追求することで社会に貢献し、自由に楽しく生きることがモットー。

20代の頃、過酷な労働をしてメンタルを壊し、精神世界に興味をもつようになる。健康な心身を保てるよう、ヨガ、脳科学、潜在意識などの知識を習得し、日常に取り入れてきた。

30代では子育てと仕事の多忙な生活に苦しみ、思考をリセットするためにヨガのインストラクター資格を取得。

さらに、中学生の息子の不登校がキッカケで、現代社会のひずみに大きな関心をもち、心理学から哲学、教育、発達特性についてなど、あらゆる側面から学びを得る。

広告制作の経験値と幸福論を掛け合わせたマーケティング法で「幸せに働く母親たち」と、その姿勢に影響を受けた「幸せ感度の高い子供たち」の輪を広げることが目標。

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